新たなデモを受け、パリとフランス各都市で衝突
パリ、マルセイユ、リヨンで催涙ガスと逮捕者が出る中、数十万人が生活費の高騰に抗議して行進。1週間前にはフランス数十年で最悪の騒乱が起きていた。

パリ — パリ発――土曜日、生活費の高騰に抗議してフランス各地で数百件のデモが行われた。前週末の暴動を繰り返させまいと、治安部隊が大規模に展開した。複数の都市では行進自体は平和裏に終わったが、ローラン・ヌニェス内相は、「超左翼」と呼ぶ集団の一部が衝突を誘発しようと警察に向けて発射物や花火を投げたと述べた。France 24が報じた。
内務省は、全国で土曜日に410,000人が抗議に参加したと推計したが、労組側は約800,000人と主張している。BBCの報道による。全国で1,300人超が逮捕され、警察官53人が負傷した。デモの大半は平穏だったが、複数の都市で警察が催涙ガスと放水砲を使用した。マルセイユではバリケードに火がつけられ、ボルドーでは店舗の板が引き剥がされた。
パリでは、この日最大の行進に数万人が集まり、ポルト・ディタリーからポルト・ド・ヴァンセンヌへ向かうルートの終点で衝突が起きた。内務省によると、首都では142人が逮捕された。1週間前の同じ日の逮捕者数の半分にも満たない。ヌニェス氏は「数千人の過激派活動家が行進の後方に集まり、そのうち約500人は暴徒として特定された個人だ」と述べた。リヨンでは、地元の知事庁が立ち入り禁止としていた区域で群衆を解散させるため、警察が催涙ガスを使用した。現場にいたデモ参加者の一人は記者団に、催涙ガスは「ほとんど即座に」来たと語った。
ヌニェス氏は、トゥールーズとクレルモン=フェランで各1人、計2人が重傷を負ったと述べ、全国の逮捕者数はさらに増える見通しだと警告した。ブーシュ=デュ=ローヌ県当局は、騒乱が日曜の朝まで続く中で7軒の店舗が「略奪または損壊された」と発表した。パリでデモに参加したゼリーさん(名前はこう名乗った)は、BBCに対し、長年の増税と物価上昇で人々は「本当に苛立っている」と語り、「今日ここに来たのは、もう長すぎたから、もう限界だからだ」と述べた。
約70,000人の警察官が動員され、複数の都市では規制が課された。前週末は、当局が「フランス近代史でも最悪の部類の無秩序」と形容する事態となった。警察官は数的劣勢に置かれ、数百の店舗が略奪され、建物に放火された。エマニュエル・マクロン大統領は今週初め、正式に認められた労働組合が主催するデモのみを認める政令を出した。また、数百人が即決裁判手続きを経て、器物損壊、放火、略奪の罪で収監されている。当局は、今回は前週末のような規模の暴動や略奪は今のところ回避できたとしている。
今後の注目点は、ヌニェス氏の予測どおり逮捕者数がさらに増えるかどうか、さらなる即決裁判が続くかどうか、そして政府の約2倍とする動員数を示した労組が、合法的に行進できる人の範囲を制限する政令の下で再度の抗議行動を呼びかけるかどうかである。
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