2026年11月2日月曜日

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スペイン列車衝突、死者に米国・日本・カナダの国民

ウルダ近郊で起きた高速列車衝突の死者69人のうち、アメリカ国民4人とカナダ、日本など4か国の国民が含まれていると、スペイン当局が発表した。

スペイン中部の農地を抜ける地方の鉄道線路を、曇り空の下で捉えた写真
スペイン中部の田園地帯を走る地方の鉄道線路。マドリード南方の高速新線が通る地域の一つ。 イラスト。

— 先週スペイン中部で起きた高速列車衝突事故の死者69人のうち、アメリカ国民4人と、カナダ、日本、アルゼンチン、メキシコ、チュニジア、チェコの各国民1人ずつが含まれていたと、当局が発表した。ガーディアン紙が報じたこの確認により、今世紀で欧州最悪級の鉄道事故の一つとなった今回の惨事の死者は、スペイン国外にも大きく広がった。

遺体の身元確認作業を監督する法的機関(警察と法医学の専門家で構成)は、日曜日遅くの声明で、新たに確認された外国人犠牲者10人を発表した。それ以前に確認されていたのはスペイン人54人に加え、フランス人1人とポルトガル人1人の死亡だった。現在、死者のうち身元が特定されていないのは3人を除いて全員となった。

行方不明者届の出ている3件はなお有効で、対象はオーストラリア人2人と日本人1人。当局によると、関係する家族は現地で直接の身元確認を行うためスペインへの渡航を希望しており、当局は到着を待っている状態だという。法医学チームが一部では遺体の断片から作業を進める中、遺族は何日も待ち続けている。

事故は水曜日に発生した。国営鉄道会社Renfeの列車が、民間鉄道事業者Iryoの停車中の列車に後方から衝突した。場所はマドリードの南約130kmにあるウルダ村のすぐ外側。自動安全システムの故障により、63kmの区間の全列車が停止していたが、その後、管制センターがRenfeの列車に対し、もう一方の列車がまだ停止している状態で運行再開を許可していた。生存者は衝撃を「一瞬の出来事」だったと語っており、Wide World Newsが報じた。

今年のスペインでの高速列車衝突事故はこれで2件目となる。1月には南部アンダルシア地方で衝突事故があり、46人が死亡した。ウルダの惨事により、鉄道の安全性と政府に対する監視の目が強まっており、11月29日の総選挙を前にその余波が広がっている。社会労働党のペドロ・サンチェス党首は、不利な世論調査にもかかわらず、8年にわたる首相の座の延長を狙っている。

今回の惨事で残された課題は、家族がスペインに到着した後の残る3人の身元確認と、管制センターが線路の安全が確認されていない状態で列車を通過させた理由について、調査で何が明らかになるかだ。その答えは選挙戦の真っ只中で明らかになることになる。

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