2026年10月29日木曜日

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バンス副大統領、イラン治安トップに書簡 和平協議の再開を打診

バンス米副大統領がモフセン・レザイ氏に送った書簡は数日以内の直接協議を提案。トランプ氏は湾岸の同盟国に攻撃の可能性に備えるよう警告している。

テヘランの夕暮れ、並木のある大通り。遠くには歩行者と地平線の山々
テヘランの通り。イラン指導部は、米副大統領の書簡についてまだ公に反応していない。 イラスト。

— 米国のJDバンス副大統領は、土壇場の試みとして、イランの治安担当トップに直接書簡を送った。和平協議の再開を図るとともに、当局者が「短期間で激しい」と形容する米軍によるイラン攻撃を、今後数週間以内に回避しようとしている。

書簡はイランの最高国家安全保障会議議長モフセン・レザイ氏に宛てたもので、バンス氏自身が率いる米国代表団による直接交渉の速やかな再開を提案した。アルジャジーラが報じた。ニューヨーク・タイムズによると、書簡は日曜日にカタールの仲介者を通じてレザイ氏に渡され、イランの核開発計画を交渉の初めから議題に載せる必要があると強調していたという。

イランが受け入れれば、協議は早ければ来週にも始まる可能性がある。会場としてカタールかトルコが挙がっていると、米国とイランの当局者がタイムズに語った。同紙は、書簡が「イラン指導部から好意的に受け止められた」と報じ、レザイ氏が木曜日に正式な回答を行う見通しだと伝えた。テヘランは書簡そのものについて、公の場でコメントしていない。

トランプ氏の関与については報道が食い違っている。ウォール・ストリート・ジャーナルは、大統領が接触を指示したと報じた。一方、米当局者はアクシオスに対し、バンス氏が書簡を提案し、トランプ氏がそれを歓迎したと語った。ユーロニュースが報じた。トランプ氏自身は和平交渉を命じたことを否定し、今回の接触は主に「医療物資その他いろいろ」でイランを支援することが目的だったと記者団に語った。

イランのアッバス・アラグチ外相は、Xへの投稿で条件付きながら開かれた姿勢を示した。イラン軍は「祖国を守る準備が完全に整っている」としつつ、テヘランは「外交が成功する機会を今も与えている」と書いた。また、7日間の計画をめぐって仲介者との連絡を続けているという。

この働きかけは、11月3日の中間選挙後に短期間・高強度の作戦を行う可能性があるとして、米国が湾岸の同盟国に警告を発している中で行われた。ただしジャーナルによれば、トランプ氏はまだ最終決定を下していない。この紛争は2月下旬の米国とイスラエルによる攻撃で始まり、すでにホルムズ海峡の海運を滞らせ、エネルギー市場を動揺させている。米国による湾岸同盟国への警告

書簡の宛先の選択には、分析者も意味を見いだしている。国際危機グループのハミドレザ・アジジ氏はアルジャジーラに対し、ワシントンはレザイ氏との直接対話の方が今は見通しが良いと考えているとみられると語った。来るべき事態に備える湾岸諸国の首都にとって、焦点は木曜日のレザイ氏の回答と、どちらに転ぶにせよトランプ氏の最終判断にある。

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