2026年11月2日月曜日

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原油下落、イラン戦争終結への進展期待で6%超安

ブレント原油は1バレル105.55ドルまで下落し、2週間超ぶりの安値を付けた。テヘランはワシントンとの緊密な接触が続いていると明らかにした。

夕暮れ時、湾岸の港沖に停泊するタンカー。ホルムズ海峡を通る航行は減速している。
湾岸沿岸の停泊地。今年初めにホルムズ海峡がほぼ閉鎖されて以来、船舶の往来が制限されている。 イラスト。

週明けの月曜日、トレーダーらが米国・イスラエル・イランの間で8か月に及ぶ戦争を終結させる外交的進展を見込んだことから、原油価格は2週間超ぶりの安値まで下落した。国際指標であるブレント原油は一時6.5%超下落し、1バレル105.55ドルと、10月16日以来の安値を付けた。ガーディアン紙が報じた。

売りが加速したのは、テヘランがワシントンとの接触が続いていることを確認した後だった。イランのアッバス・アラグチ外相は、仲介者を通じた協議は非常に活発だと述べ、テヘランは条件と提案を提示済みであり、あとはワシントンの政治的合理性次第だと付け加えたと、国営メディアのIRNAが報じた。

投資家はまた、イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師が協議において政府に「権限」を付与したとの報道にも勇気づけられた。週末には、カタール当局者が、テヘランがホルムズ海峡の再開を認めることを期待して、60億ドル(45億ポンド)を超えるイラン資産の解放交渉を試みた。同海峡は、米国とイスラエルが今年初めにイランを攻撃して以来、ほぼ閉鎖された状態が続いている。

ドナルド・トランプ氏は日曜日、アイオワ州の有権者に対し、進展がなければイランは「ハンマー」を受けることになると述べた。一方で、米中間選挙を前に「できる限りあの命すべてを救いたい」とも語り、強硬姿勢と融和姿勢を同時に示した。

原油安は市場全体にすぐ波及した。10年物英国国債の利回りは10ベーシスポイント低下して9月22日以来の水準となり、政府の借入コストの低下につながった。航空株も燃料費低下の見通しから上昇し、英国航空の親会社IAGはロンドンで4.2%、ユナイテッド航空はニューヨークで7%高となった。

取引プラットフォームIGのチーフ市場アナリスト、クリス・ビーチャム氏は、このニュースを「株式市場にとっての天の恵み」と評したが、「トランプ氏が中間選挙後に最後の『鉄のサイコロ』を振る可能性は依然としてある」と警告した。原油安は世界経済を覆うインフレ圧力からの救済への期待を高めている。ただ、交渉が決裂すれば価格は一気に跳ね戻りかねない。次の試金石は米中間選挙であり、その後、トレーダーらは水面下の接触がホルムズ海峡再開に向けた合意へと固まるかを注視することになる。

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